着物の裄直し
2021/01/22
着物裄直し
こんにちは!京都西院にあります着物なんでも屋さん和衣庵です。
よく聞かれます。
「持ち込み大丈夫ですか?」
当然です!当店は着物加工専門店なので、なんでも大丈夫。
逆に反物等の物販はあまりしてませんので・・・。
予約も不要、お店が開いてるときにいつでもご来店ください。
さて、今日は《裄》のお直しです。
裄とは 「肩幅」と「袖幅」を足した長さになります。
昔の着物はこの《裄》が短いですよね。着用できるよに長くしたい。
まず、見てほしいのは「袖付け」の縫い込みです。
裏に向けて、光を透かしたり手で触ったりするとどれくらい縫い込まれているのかが
少しわかると思います。
縫い代は1cmずつ必要なのでそれ以上に生地が縫い込まれてていたら
裄は出せるということです。
表地は出せても、裏地の幅が足りないことなどもあります。
もちろん当店に持ってきていただければ袖付けを開けてどれくらい出そうかは
お見積りは可能です。(無料)
※ただし、2,3日お預かりします。
裄は手首のぐりぐりまで必要!みたいなことを着付けの先生等がおっしゃっておられることが
多いと思うのですが、確かに礼服(訪問着とか留袖とか)は短いと少し
不格好に感じることもあるかもしれません。
しかし、ちょっとお出かけとか普段着は長すぎると邪魔なので
少し短めでもぜんぜんいいと思っております。
「衣服」の時と「衣装」の時と使い分けれるのもいいですね!
ファッションですから、思い思いに《着物》を楽しまれたらいいと思います。
裄のことでご不明なことがございましたらお気軽にお問合せください!