着物の紋を入れ替える │和衣庵
2021/03/04
紋の入れ替え
できるのか・できないのか
こんにちは!
京都は西院にある着物なんでも屋さん和衣庵です。
ちょっと、春っぽくなってきましたね!
着物でお出掛けしやすい季節~♪
今日は【紋入れ替え(抜き紋)】についてです。
よくご質問あります。安くで買ったものや、お母さまやおばあ様から
譲り受けたお着物に紋があるけど、今の紋と異なるとか
違う紋にしたいとか、
いろいろご相談されます。
基本的に、
・黒留袖
・喪服
は石持ち(元々丸く紋を入れるように抜いてある)がるので
紋入れ替えはしやすいです。
そのほか、色無地や色留めにも抜き紋がある場合も
入れ替えることができることが多いのですが
そもそもの紋の入れ方(職人さんの方法)が様々で
たまに消せないものもあります。
また、色ヤケがあったりすると元の紋跡が目立ってしまったりもあります。
「元の紋は目立ちますかね?」って、よく聞かれますが
正直なところ・・・・
「やってみないと分かりません」としかお答えできません。
色留めでたまに背紋に柄がかぶってたりするとこれは無理です。
江戸小紋など地に細かい柄があったりするのも無理です。
ただ、消すだけよりも
入れ替えてもらったほうが跡が見えにくいです。
消えない場合は「貼り付け紋」みたいな方法もありますので
どうぞ、あきらめずにご相談ください。
TEL 075-323-2333
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