着物の染め替え【着物のことなら京都市西院の和衣庵】
2022/11/02
着物の染め替えについて
色無地の場合
こんにちは!着物なんでも屋さん和衣庵です。
先ほど、【色無地の染め替え】のお問合せがありましたので
こちらでも記載しておこうかなーと思いました。
色無地の染め替えは基本的にできます。
作業工程として、、、
洗い張り⇒染め(必要があれば色抜き)⇒仕立て
になります。
淡い色(薄い水色とかピンク)の上に濃いめの色(紺とか茶色とか)を染めるのであれば
だいたい染まるのですが、きつめの色の場合は上から色をかけますと
どんな色になるのかはやってみませんとわかりません。
ご希望の色するには、白く脱色して染めるという作業が一番希望の色に近くはなりますが
汚れや、ヤケ、黄変があればまたどんな色が出てくるかはわかりません。
費用としては、
洗い張り、上から染める、仕立て の3工程ですと
だいたい35000円くらいです。
(八掛は一緒に染めるとして)
色を抜いたり染めたりすると生地が縮むことがほとんどなので
現在と同じ寸法に仕立てても元の縫い跡、スジなどは見えたりしますので
ご了承くださいませ。
ただ、どれも言えるのは
生地よって色染めれないものがあったり、
染めれるけど色抜き出来ないものがあったり
色々着物によってかわります。
ですので一度お預かりして見ることになるのですが
解き(洗い張り)が入るのでそこだけご注意いただきたいと思います。
先に、染められないとわかればもちろん解く前に連絡は致しますが
正直、やってみないとわからなかったものもあります。。。
あと色無地でしたら紋があるものが多いと思いますが、
紋があったらそのまま上から色かけるので一緒に染まります。
抜き紋でしたらノリで伏せて紋に色が入らないようにすることはできますが
プラス料金6000円くらい必要です。
縫い紋は一緒に染めるか、もしくは一旦解いて新しく入れなおさないといけません。
今後のご参照にしていただければと思います。
ご質問があればお気軽にお問い合わせくださいね。