着物クリーニングは“汗抜き”するべき?しないべき?|和衣庵
2025/11/22
着物クリーニングは“汗抜き”するべき?
来年まで着ない人が後悔しないためのポイント
着物をクリーニングに出すとき、
「汗抜きはやったほうがいいの?」
「普通のクリーニングだけで十分?」
と迷う方が多いのではないでしょうか。
結論から言うと、来年まで着る予定がない場合は、汗抜きをしておく方が絶対に安心です。
その理由と、汗抜きが必要な着物の状態、放置するとどうなるかを、和衣庵がわかりやすく解説します。
◆ なぜ汗抜きが必要なの?ドライクリーニングでは落ちない汚れがあるから
着物の一般的なクリーニングは「ドライクリーニング」です。
しかしこのドライクリーニングで使われる溶剤は、油性の汚れには強い
汗などの“水性汚れ”は落ちないという特徴があります。
汗は見えにくいですが、
襦袢の衿
脇
背中
帯下あたり
には確実に染み込んでいます。
ドライクリーニングだけではこの汗が取れず、そのまま 黄ばみ・変色・生地の弱り に繋がるのです。
◆ 来年まで着ないなら汗抜き必須|あとから直す方が“高くつく”
汗が付いたまま長期間保管すると…
白い部分が黄色く変色する
ポツポツと“汗ジミ”が浮き出る
絹が弱り、戻せなくなることも
こうなってからシミ抜きを依頼すると、汗抜きよりも費用が高くなり、完全に落ちないこともあります。
とくに振袖・訪問着・付下げなど、大切な着物ほど早めの汗抜きがおすすめです。
▼ 汗抜きした方がいいケース
長時間着た(成人式・七五三・結婚式など)
暑い季節に着た
来年以降まで着る予定がない
白・薄い色・パステル系の着物
高価な着物・思い出がある着物
→ 保管前に汗抜きしておくと安心度が段違いです。
▼ 汗抜きしなくても良いケース
着て数時間程度で、汗をかく場面が少なかった
近いうちにまた着る予定がある
汗をかきにくい季節(冬)に着た
※ただし、衿元や袖口の汚れは部分的にケアが必要。
◆ 和衣庵が着物クリーニングで大切にしていること
和衣庵では、着物の状態に合わせて 「汗抜きした方がよいか」 を必ずご案内しています。
落ちにくい汗ジミを早期に防ぐ
長期保存での黄ばみ・変色を予防
というメリットがあり、結果的に 着物を長く美しく保つための“保険” になるのです。
安心して保管したい方は、クリーニング+汗抜きのセットがおすすめです。



